階段工事
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工事
現場の大工工事が大詰めになってくると階段の作成が始まります。
まっすぐな直階段や折り返し階段など有りますが今回は難しい回り階段。
昔から回り階段が出来るようになると一人前の大工と認めらたそうです。
まず、タタミ一畳の大きさのベニヤ板に原寸 1/1の大きさで図面を描いていきます。
普通の図面は実際の大きさの1/50の大きさで描いてあるのでその50倍の大きさの図面になります。
ここまで大きくなると細かい納まりまでよくわかりようになります。
原寸図を基に階段の踏み板になる材料に墨付けをしていきます。
その後、切断・下地組み取付等の工程を経て完成します。
回り階段の完成です。
中段辺りで三角形の踏み板が三段回っています。
このあたりが難しいようです。
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