「日本の家は寒すぎる」
こんにちは、コバケンラボです。
寒に入り寒さもいよいよ本番ですね。
今年1月1日の朝日新聞に
「日本の家は 寒すぎる」と題する大きな記事が載っていました。
東京工業大学の建築環境工学の教授曰く、
「日本人の多くは、寒すぎる部屋で暮らしている」とのこと。
WHOの「住宅と健康ガイドライン」では、
「健康を守るための、安全でバランスのとれた
最低室温として18℃を強く勧告」しています。
室温が低いと血圧が高くなることがわかっており、
家が寒いと高血圧による循環器疾患のリスクが高くなるそうです。
自治医科大学の調査では、
・循環器疾患の大きな発作は朝に起こりやすい
・朝や夜の家庭血圧は薬だけで下げるのは難しい
なども判明しています。
既存の住宅でも断熱改修で部屋が暖かくなれば
最高血圧が下がるデータが得られており、
暖かく暮らすこと、特に朝起きて暖かい部屋で過ごすことが
非常に重要とのことです。
高齢者や女性は特に室温を暖かくすることが大切だそうです。
ちなみに冬場、在宅中のリビングの平均室温は
埼玉県では16〜18℃、群馬県では15.2℃。うう寒い・・・!
寒さ対策で服を着ても、血圧は下がらないそうです。
家の断熱性がよいと光熱費だけでなく快適性や健康のメリットもあがります。
新築・改築は一番効果的ですが、
そうでなくとも健康のためにはなるべく部屋を暖かくする工夫が大切そうです。
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