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真・行・草

公開日: : デザイン, 暮らし, 設計

造園工事の設計中です。

今日は、現地で設計の確認です。

庭の設計では、「見切り」が多く発生します。

 

「見切り」とは素材と素材の境界のこと。

例えば、「芝生と砂利の境界」、「植栽エリアとアプローチの境界」など、、

 

今回は石を敷くことで境界にしようとしています。

 

日本文化の考え方に、「真・行・草」という作法があります。

書道でいうと「楷書・行書・草書」。華道では「立花・生花・自由花」。

真=基本 → 行=応用 → 草=自由

といった感じに技術の熟成度を現わしている事に近いかもしれません。

 

造園の石の敷き方の作法でも「真・行・草」の考えがあり、

真=切石敷 → 行=延石敷 → 草=飛石敷

の流れで石を敷くといった具合です。

有名な実例は、京都の桂離宮の敷石。

 

小林建設の展示場の庭でも実践されています。

真・行の敷石行の敷石

今回のお宅でも、これに習って石を並べてみようと思います。

庭の設計

 

 

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浦正人

浦正人

設計部<一級建築士>株式会社小林建設
「建築家として、もっとも、うれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである」建築家吉村順三のことばです。まさにこの想いです。
浦正人

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