芝生の話
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最終更新日:2023/06/04
お庭
こんにちは、コバケンラボです。緑の美しい季節ですね。今日はセンチピードグラスという芝生を紹介します。
ゴルフ場のグリーンのような芝を目指す方には不向きですが、なかなか捨て難い魅力があり、個人的にはとてもおすすめです。
センチピードグラスの特徴(長いので以下SPG)
芝生作りの第一歩・種蒔き・・・最初だけですが、マットでなく種を蒔くため時期が限られます。直まきでOKですが、水やりの労力など考えると夏前にある程度「芝生」状態に持っていきたいところです。(今年蒔くなら今が最後のチャンスかも・・・夏蒔きは管理が大変なのでおすすめしません)(時期を選ぶという点でオススメ度△)
芝刈りは必須・・・5月上旬から10月上旬くらいまで、春秋は2〜3週間に一回、夏場は1〜2週間に一回程度の芝刈りが必要。冬は枯れて休眠します。
見た目は大ざっぱ・・・イメージとしては野芝が近いかもしれません。葉が太くゴルフ場ならグリーンと言うよりラフ。
葉が柔らかい・・・コウライシバは実は葉が固くチクチクしているのですがSPGはそれよりずっとやわらかいので、寝転がったり裸足で走ったり、芝の上で遊ぶことをイメージしている方には向いていると思います。(オススメ度○)
ここからは推しポイントです!
その1
地下茎がない・・・コウライシバは地下茎を伸ばして思わぬところで増えてしまうのに対してSPGは地上匍匐(ほふく)茎なので、伸びたところをペリペリッと剥がせばOK。管理が楽です。(オススメ度◎)(注・匍匐茎以外の根は普通に伸びて広がります)
↓こんなふうに伸びてきても
↓地上茎なのでペリペリッと剥がして引き抜いたりカットするだけでいいので芝止めも簡単
その2
雑草が生えにくい・・・アレロパシーと言って他の植物の生育を阻害するらしく、そのため雑草が生えにくく(まったく生えないわけではありませんが)草取りの手間が大幅に省けます。(豆科の雑草にはあまり効かないようです)(オススメ度◎)
見た目は大味でゴルフ場のグリーンのような美観ではないものの、定期的に芝刈りをして、エッジを整えればそれなりに美しいグリーンカーペットになってくれます。
他にも成長の超!遅いTM9など、芝生にもいろいろあります。ラボハウスには芝生はありませんが、高崎の「ギャラリー陽の栖」、本庄の「S-Box+」の庭は芝が敷いてありどちらもとても素敵です。芝生は洋のイメージが強いかもしれませんが、島根県の足立美術館のように日本庭園とも実にマッチします。
管理はそれなりに必要ですが、手入れのされた芝生は本当に美しいです。芝に限らず緑にはとても癒されます。みなさんもぜひグリーンライフをお楽しみ下さい。
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