天井次第で空間は変わる
10年くらい前、
「天井の高い家にして、本当に良かったわね」
というテレビCMをよく見ましたが、
高ければ良いのか?と
何か違和感を感じていたのは私だけではないはず。
家づくりをする際に、
天井のデザインまで意識する人は少ないかも知れませんが、
今度の土日に見学会を開催する
「LDKが中心!家族が集まる27坪の平屋」では、
そのLDKの天井にこだわりました。
ポイントは3つ
1.平屋ならではの勾配(傾斜)天井で
片流れ屋根にして角度と高さにこだわりました。
平らな天井の玄関からリビングに入ると、
キッチンの奥まで緩やかな開放感を感じられます。
2.母屋(もや)という屋根を支える構造材を天井で隠し、
間接照明の光が天井を滑るように演出する。
天井材に杉板を使う事で、温かみのある空間にしています。
3.光が通るという事は、空気(風)も通ります。
高い位置に窓を設置する事で明るくなり、
通風性も良くしています。その窓の開け閉めと掃除、
シーリングファンの掃除の事も考え、ブリッジを設けました。
部屋全体を広く見せて開放感を出したり、
逆に一部を下げて落ち着いた雰囲気にしたり、
天井次第で空間の印象は、ずいぶん変わります。
————————————————————————————
新・本庄展示場S-box⁺が
GOOD DESIGN AWARD 2022年度を
受賞しました!
詳しくはこちらから☟
~ m o r e ~
関連記事
-
若くたって平屋がいい! 完成見学会が終わって・・・
いや~思った以上の盛況 平屋って人気が有るんですね。 年配の方だけでなく、今は若い人も多
-
今週末の完成見学会は・・・
こんにちは!企画部の中沢です。 まだ9月なのにすっかり秋のようですね。
-
きれい、さっぱり!ラベンダー
いいお天気が続きます。 今日は朝イチでラベンダー刈りをしました。 お彼岸が過ぎ、霜も降り
- PREV
- 木のお手入れ
- NEXT
- 築20年の陽の栖【その2】