鑿(ノミ)の種類
金木犀の香りが漂う頃となりましたね。
万年鼻づまりの私ですがほのかに感じることが出来るんです。
こんにちは、工事部の山本です。
普段大工さんが使っているノミってどんなのがあるのかな~
と思ったので仕事中の大工さんからちょっと拝借して
簡単にご紹介していきたいと思います。
まずはコレ↓
住宅建築の大工さんがよく使うノミです。
私も現場でよく目にしています。
刃先の大きさが違うだけで同じように見えるのですが実は用途が違うのです。
【追入ノミ】 主に造作加工に使われるものです。
浅い溝穴を掘ったり削ったりするのに使います。
【叩きノミ】(厚ノミ) 主に構造材加工の使われるものです。
深い溝穴を掘るのに強く叩いて使うので軸が太くなってしっかりとしています。
そしてこちら↓
余り見かけることが少ない変わったノミがありました。
【白柿】 木材に細い線(墨付)を引いたりする為に使います。
【剣先ノミ】 平面に削り取ったり通常のノミが入らない狭い場所を
削ったりするのに使います。
【コテノミ】 凹みの底を削り取ったりするのに使います。
【逆コテノミ】 通常と刃が逆になっていて床板を差し込むための
柱欠き込みなどに使います。
【首切りノミ】 こちらも柱の欠き込みなどに使います。
首切りとは柱に床板等を差し込むための欠き込みを言います。
こうしてみるとノミだけでも色々な種類があるのが分かりますね。
また機会がありましたら家作りに使う道具についてご紹介できればと思います。
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~ m o r e ~
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