寒波による水回りの凍結にご注意!!
先週末に朝方の外気温がマイナス5度くらいになりました。
埼玉県北のこの場所でも、凍結により水道管の破裂による漏水や 給湯機からお湯が出ないという事故が多く発生しました。
水道管凍結情報がテレビやラジオ ・インターネットなどで流れた時は、 皆さんも十分ご注意ください。
(配管が凍っただけであれば、午前10時半を過ぎて気温が上がってくると自然に解凍して水が出てくるようになります。急いでいるときは、延長コードなどを使ってヘアドライヤーで凍っていそうな箇所をしばらく温めてあげると早く通水します。くれぐれもお湯を掛けるのはやめましょう、周りが凍ってきたり 保温材が濡れて本来の断熱材の役目をしなくなることが考えられます。)
水道管凍結を防止するための対策がいくつかありますので 、できることを試してください。
凍結すると水が出なくなるだけでなく、水が氷に相変化すると少し体積が増えて膨張するので、 弱っている部分や薄い箇所・金属が露出していて冷えが強いところでは、亀裂が入ったり破裂するおそれがありますので なるべく避けたいですね。
今回の寒気で水栓蛇口のおなかに亀裂が入って水が噴き出した例です。
予防するための方法
1.水道管の保温 : 水道管や蛇口等 断熱材が施工されていないところに、布や気泡緩衝材などを巻きつけてテープや紐などで縛って固定し、 冷気に触れないようにします。(発泡剤の箱などを加工して囲う方法もあります。)
(布などを巻いたときは、雨にぬれると より凍りやすくなるので外した方が良いでしょう。注意です! )
地表から浅いところにあるメーターボックスの中もメータがむき出しの場合はカバーをかけたり、発泡スチロールを上にかぶせると効果があります。
2.水をちょろちょろ出しっぱなしにする : 凍りそうな夜は蛇口を少しだけ開けて水を4mm位の細さで出しておくと凍結しにくくなります。水は浴槽で受けておいて洗濯などに活用するようにしてみてください。
3.夜間に起きた時に1~2分間くらい湯水のバルブを開けて水を流し 凍らないようにする。(凍りそうな水も流れがあると一時的に凍りづらくなります。) これはちょくちょく起きることができるという前提ですが・・・
4.水道の配管に保温ヒーターを巻く工事をすることもあります。ヒーターの上から保温材を巻いて保護します。保温ヒーターは温度が低くなると通電して暖かくして凍結を防止する 優れものです。費用がかかりますが・・
給湯ボイラーの凍結を防ぐ方法がメーカから提唱されていますので掲載します。
①と②を行うといいみたいです。
2月いっぱいまでは深夜・ 明け方にマイナス気温になることが 幾度かあると思います。
凍ってから慌てるよりも事前にできることから対策を行っていきましょう。
まだまだほかにもいろんな方法があると思います、それぞれで工夫をして寒い冬を乗り切りましょう。
投稿は村井 隆 でした。
~ m o r e ~
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