古材
いぶされて黒ずんだ肌、経年変化による傷や割れ、
大工さんが刻んだノミの跡。
新しい木材にはない、長い年月を経た個性・迫力。
今、古材を使った設計に挑んでます。
蔵を建替えるときにとっておいたケヤキの梁と、
解体のときにとっておいた納屋の梁を使って
新築の住宅にとり入れます。
解体前の納屋の梁。味があります。
既にプレカット工場に運ばれて
先日、工場まで打合せに行ってきました。
採取された古材。手前はケヤキの梁(柱材として使います)
まっすぐな材料ではないので、どの面をどう納めるか念入りに打合せしました。
完成イメージ。リビングの一番目立つところに使います。
(上手く納まりますように・・・)
買ってきた古材じゃなく、ずぅーっと建物を支えながら
今まで家族を見守ってきた材ですから・・・ 感慨深いですね。
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設計という仕事を始めた頃、言われたことがあります。
『その線一本一本が施主のお金なんだぞっ!』
その線は、お客様の夢でもあると思います。
その線に悩み、それが形となったとき、一緒に感動する。楽しいですょ。
夢:自分が設計した家を探訪した渡辺篤史さんが『やりましたねぇ~!』と、嬉しそうにお施主様に握手を求めているところを、TVで見ること。
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