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人生フルーツ PARTⅡ

2023.03.30

そもそも私が津端さんのお住まいにお伺いしたきっかけは
公的な工務店の会で開催した設計コンペで、
津端さんご夫婦のお住まいが、

建設大臣賞(最優秀賞)を受賞したからです。

コンペのテーマは「大地に還る住宅」という
サスティナブル・ハウジングでした。

数多くの応募作品がありましたが、
その中で津端さんの設計提案ほどイメージに近い作品は
他にありませんでした。

雑木林とクラインガルテンと丸太小屋を融合させ、
「都市の中の現代田舎暮らし」を20年以上実践してきた
ライフスタイルには、他を寄せ付けない説得力があります。

津端修一・英子 人生フルーツ
▲建設大臣賞の受賞パネル(コピー)
津端修一・英子 人生フルーツ
▲「受賞の挨拶」の原稿で、10ページもあります。あらゆることが丁寧で敬服いたします。

 

ところで、
津端さんが住宅公団の創設にかかわる前の経歴は、

東京大学大学院を卒業後、
アントニン・レーモンド建築設計事務所に入所し、
そこで5年間修業をしています。

「単純なものほど美しい」

というレーモンドの建築哲学に感銘を受け、
応募した自邸は、実のところレーモンドが生活していた
アトリエの一部を再現したものでした。

安価な足場丸太の半割をボルトで留めた「挟み梁」が
特徴です。

そんな津端さんがお手本にした
レーモンドの自邸のコピーが高崎市に存在します。

「高崎市美術館」に隣接している「旧井上房一郎邸」です

私も大好きな癒される木の家です。
(どこかコバケン木組みの家に似ています)

映画「人生フルーツ」で紹介された「自分流田舎暮らし」

これから流行るかもしれません。

おススメです。

津端修一・英子 人生フルーツ
▲HPより 津端さんの自邸。とても癒される木の家です。

 

津端修一・英子 人生フルーツ
▲「井上房一郎邸」はレーモンドの自邸のコピー「一見の価値あり」です。

 

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