毎年、夏になればニュースなどで「熊谷で猛暑日!」
などとよく聞きます。
では、なぜ熊谷市周辺が沖縄より暑くなるのでしょうか?
東京などのビル群は、エアコンの熱や自動車の熱、
アスファルトの熱で急激に温められ、
上空の温度は猛烈な勢いで上昇します。
いわゆる「ヒートアイランド現象」です。
そして、夏の午後、東京湾から都心に向けて、広範囲で
海風が吹きます。
その海風が都心のビル群を通過し、温められながら
熊谷周辺まで運ばれたり、
さらには「フェーン現象」が発生すると、
最高気温を記録しやすい傾向にあります。
ということは、
悲しいかな、熊谷は都心のビル群がなくならない限り、
最高気温は上昇し、暑さはずっと続くのです。
しかし、ここでくじけてはいけません。
猛暑でも快適に暮らす方法はあります。
それはクールビズ、打ち水、緑のカーテンなどの
「住まい手の工夫」に、プラス「建築の工夫」を
しっかりと取り入れることです。
7月2日に開催する“夏の住まい方教室”では、
そのような家づくりの要である「建築の工夫」を
じっくりと、わかり易く、ご説明いたします。
ぜひご参加ください。おススメです!