2024年6月26日
埼玉県で建てるおしゃれな注文住宅!長年の夢を実現
自分が思い描く理想の家を建ててみたい、という願望は多くの人に共通する夢ではないでしょうか。細かいオーダーができる注文住宅では、予算の許す限り、家のつくりを自分の理想に近づけることが可能です。
近年では、低コストかつ高機能な注文住宅の建築が可能となりました。低金利時代の今こそ、理想の注文住宅を建築するには、うってつけの時期です。
自宅建築の構想を思い描いている人は、おしゃれな注文住宅で夢の実現を目指してみてはいかがでしょうか。
注文住宅の主な種類
注文住宅には大きく分けて、3つの建築方法があります。注文住宅といえばフルオーダーのイメージがありますが、コストを抑えた注文住宅の建築も可能です。
規格住宅
規格住宅は、ハウスメーカーや工務店が事前に準備した規格に沿って建てる家の事を指します。建売住宅に似ていますが、最初から建築するため、注文住宅の種類の一つとして扱われています。
外観や間取り、設備など一定の規格の中から選んで、自由に組み合わせて建築する方式です。
規格住宅は会社によって内容が異なります。標準設備やオプションの選択肢、間取りの自由度など、各社ごとの特色は様々です。
規格住宅には、工期がわかりやすく、低コストでのオーダーができるメリットがあります。
セミオーダー方式
セミオーダー方式の注文住宅は、フルオーダー方式と規格住宅の中間に位置する建築方式で、規格住宅よりも、自由度は高くなっています。
仕様はあらかじめ決まっていますが、デザインや設備などいくつかのパターンが用意されています。基本的に選んでいくだけなので、迷うことはないでしょう。
何もないところから建築する工法ではないので、工期をコンパクトに収めることができます。
強いこだわりよりも、コストを抑えつつ早めに家を建てたい人におすすめできます。
フルオーダー方式
フルオーダー方式は、間取りや外観、仕様などすべて自由に決められる建築方法です。長年温めてきた家つくりの構想がある人は、フルオーダーの注文住宅を選ぶとよいでしょう。
予算を多くかけると、豪邸のような立派な家を建てることができますし、あえて予算を抑えてコスト重視で機能的な家を建てることも可能です。
いろいろなアイデアを住まいに反映させてこだわりの暮らしをしたい方は、フルーダー方式が向いているでしょう。
イメージしているものを形にする作業は、意外と難しいものです。しっかりとコミュニケーションがとれる施工会社に依頼することをおすすめします。
注文住宅のメリットとは?
注文住宅の建築で得られるメリットを3点ピックアップしました。
注文住宅のメリット① 自分の理想を形にできる
注文住宅の最大のメリットは、自由度の高さです。建売住宅はすでに完成している家から選んで購入します。そのため、建築の段階で自分の理想を反映できません。
注文住宅は希望を形にすることができるため、間取りや外観、壁紙などあらゆる点において、自分の好みで建築ができます。
フルオーダーで注文住宅を依頼すると、部屋の間取りやキッチンの広さや設備、耐震性など、予算の許すかぎりほぼ自分の思うままに決めることができます。
注文住宅のメリット② 完成までの過程を目で確認できる
注文住宅は最初から家を建築するため、建築の進捗状況を目で確認できます。
施工主が行程の確認をできるメリットは、理想通りの家が出来上がっているか目視できることと、施工業者へ適度なプレッシャーをかけられることです。
目視の確認をするだけで手抜き工事の可能性を抑制できるため、注文住宅を建てるときは、可能な限り現場チェックを行いましょう。
注文住宅のメリット③ コストをかける箇所をコントロールできる
注文住宅と聞くとあえて予算を多く取って、理想とする豪華な家を建てるイメージがあります。しかし、あえて予算を抑えるために合理的な造りにして、コスパの良い高機能な家を建てることも可能です。
こだわりの家を建てたいがために、予算オーバーとなってしまうことはよくあります。建設費用を見直したい場合、こだわりが少ない箇所をグレードダウンしつつ調整すると良いでしょう。
費用をコントロールしやすい点は、注文住宅のメリットです。
注文住宅を建てる時に注意しておきたいポイント
メリットが多く魅力的な注文住宅ですが、デメリットもあります。
注文住宅を建てる時に注意したい点を3点、ピックアップしました。
思いのほか工期がかかる可能性
注文住宅は、最初から家を建てため入居までの期間が長くなります。
契約してすぐに入居できる建売住宅に比べると、注文住宅は間取りや設備の打ち合わせに1〜2ヶ月かかり、家の建築から完成まで45日〜60日を要します。
土地から探す場合、さらに日数が必要になります。ただし、一生に何度もない買い物になりますので、工期を優先するよりも仕様やデザインに納得できる会社を選んだ方がいいでしょう。
建売住宅よりもコストはかかる
一般的に、注文住宅で理想の家を建てる場合は建売住宅よりもコストはかかります。
コストを抑え気味に家を建てる計画をしていても、打ち合わせの段階であらたな要望が積み重なるため、予算を見直すケースがよく見られます。
理想の家を建てられる注文住宅のメリットを考えると、建売住宅よりも割高になるのは、しょうがないことです。
譲れない点と妥協できる点をあらかじめ明確にしておくと、予算オーバーしたときの調整が簡単です。
家ができるまで実物を確認できない
建築の行程を確認できるメリットは裏返すと、完成するまでどんな家になるかわからない、というデメリットでもあります。
完成予想図で確認していた家と全く同じになるとは言い切れません。
イメージ図と大幅に異なる可能性は低いですが、微妙にイメージと異なる箇所が出てくることは念頭においておくと良いでしょう。
そのため、モデルハウスや完成見学会などで、予め施工会社の完成後の家を見ておいて、気になるところは確認しておきましょう。
埼玉県で理想のおしゃれな注文住宅を建てるには?
埼玉県にこだわって理想の家を建てるには、埼玉県に拠点を置く評判の良い建築会社を探すことから始めましょう。
地元密着の建築会社は、継続的なアフターフォローに強みがあります。
数十年の間家に住むことを考えると、その後のアフターフォローが重要です。
地元の有力な建築会社へ依頼
地元に密着して数十年の間、住宅の建築に携わってきた会社は全国展開するハウスメーカーや工務店よりも、土地に根ざした工法や、建築に関する事務手続きの情報に強い特徴があります
街と自然を擁する埼玉県の地域データ
埼玉に家を建てるということは、何もなければ数十年の間は住むことになります。
埼玉県という土地の住みやすさや、建築の際に気になる坪単価など、基本的なデータを以下に紹介します。
埼玉県の気候
埼玉県の気候は、大きく以下3つのエリアに分けられます。
さいたま市を中心とする南部
- 熊谷を中心とする北部
- 秩父や飯能など山が多い秩父エリア
埼玉県の気候は、太平洋側気候です。夏は高温多湿、冬は少雨乾燥の一般的な日本の気候といって良いでしょう。
さいたま市周辺の南部エリアは、夏と冬の気温差は比較的少なく、冬でも比較的気温は温かい特徴があります。東京都心とさほど変わらず過ごしやすい気候です。
熊谷を中心とする北部エリアは、夏と冬の寒暖差が激しい地域です。夏は40度近くまで気温が上昇することがあり、冬は山沿いでは特に冷え込みが強くなります。
風が強い地域なので、より体感気温は低く感じられるでしょう。
秩父飯能エリアは山岳が多いエリアです。夏の暑さよりも冬の厳しい冷え込みが特徴的です。盆地という土地の形状から、埼玉県の中では雨量が多く、夏には突然ゲリラ雷雨に見舞われることも多くあります。
埼玉県は台風の通り道になりにくい
埼玉県は内陸に位置する県なので、湾岸地域に比べると台風に遭遇する可能性は低いとされていますが、油断はできません。
令和元年に到来した台風19号のような、大型かつ勢力の強い台風に遭遇すると大きな被害をもたらすケースもあります。
家を建てるときは、台風がもたらす風害を考慮した対策を考えておいたほうが無難です。
埼玉県の秩父エリアは降雪対策が必要
埼玉県は雪が多い土地ではありませんが、秩父や飯能エリアでは真冬にかなりの量の雪に見舞われることがあります。
まれに東北地方よりも多くの幸が降ることがあり、降雪や凍結対策は必須です。
地震は日本全国で備えが必要
埼玉に限らず、現在日本全国でどこに住んでいても、大きな地震に見舞われる可能性はあります。家を建てる時の耐震対策は必須です。
日本は、地震の原因となるプレートが4つも重なる場所に存在しています。活断層も2,000ほどあるとされており、いつどこで大きな地震が起きるか分からない状態です。
大きな地震に遭遇する前提で、用意をしておきましょう。
注文住宅の建築費用と埼玉県の土地価格相場
今回施工事例で紹介している埼玉県郊外の土地価格を、国土交通省地価公示価格を平均化して算出しました。
- 本庄市 41,055円/m²
- 深谷市 40,770円/m²
- 熊谷市 56,573円/m²
- 秩父市 34,650円/m²
- 寄居町 25,020円/m²
注文住宅の建築にかかる費用の内訳は、大まかに以下の通りです。
土地代+建築費+その他諸経費=注文住宅を建てる費用
埼玉県郊外の土地相場を199.2平方メートル(約60坪)で計算すると、もっとも安い寄居町の平均相場は約498万4,000円、もっとも高い熊谷市の平均相場は約1,126万9,000円です。
建築費用は、平屋か2階建て、設備などのオプション費用によって大きく変わります。
市街地近郊よりも土地代が安いため、予算に余裕を持った計画を建てることができるでしょう。
埼玉県に建てるおしゃれな注文住宅の施工事例
床下エアコンを搭載した大屋根の家(埼玉県深谷市)
埼玉県深谷市岡地区に広がる広大な田園に、床下エアコンを搭載した注文住宅を施工しました。広い庭と空間の広がりを感じさせる大きな窓が特徴的です。
高い天井にペンダントライトが映えるリビング。空間をうまく活かしたレイアウトで、圧迫感を感じさせません。
無垢材で作られたリビングには床下エアコンが搭載されており、年中快適なごろ寝を提供してくれます。
寝室には畳を取り入れました。引き算で構成される和の空間にも、床下エアコンが搭載されています。
床下エアコンは、畳のもつ快適さをさらに助長してくれるでしょう。
ダイナミックな栗の丸太梁の家(埼玉県本庄市)
埼玉県本庄市の豊かな自然に調和する、和モダン風の注文住宅です。どこか懐かしさを感じさせる家の構えは、古き良き日本の木造建築を想起させます。
窓の大きさは十分な採光と自由な空間デザインを実現しました。
梁にはダイナミックに栗の丸太を使用しています。十分な採光に映える栗の丸太は、どこか安心感を与えてくれる頼もしい存在です。
無垢材と自然のやさしい光との調和は、毎日の生活に癒やしを与えてくれます。
ダイニングの間取りは窓際。キッチンからは陽光に照らされた家族の顔を見ることができます。大きな吹き抜けは、圧迫感を和らげ、キッチンからどの部屋へもアクセスできる動線も確保されています。
家のどこにいても家族の存在を感じることができるでしょう。
古材を活かした木の家(埼玉県本庄市)
家の随所に古材の優しさや趣が感じられる注文住宅です。リビングの目立つ箇所にあえて古材を使用。
年輪を重ねた古材に見守られる安心感は、近未来的な住宅には出せない特徴です。
屋根裏部屋を思わせる2階の居室はアトリエに。無垢材で作られた空間は、さまざまなインスピレーションを想起させ、創作活動も捗ることでしょう。空調と採光を兼ねた大きな窓が設置されている点もポイントです。
リビングにつなげる形で、畳部屋が設けられています。和と洋の説妙なマッチングは、こだわりの注文住宅らしいテイストです。
注文住宅では、随所にこだわりポイントを設置して、思い入れのある住宅に仕上げることができます。
埼玉県以外のおしゃれな注文住宅の施工事例
天井を高くした、開放的な空間が魅力的な住まい(群馬県前橋市)
天井の高さが特徴的な注文住宅です。西側から見ると総二階の住まいにも見えます。
1階、2階ともに各方向から十分な採光を確保できる点が特徴的です。
室内のリビングやダイニングには間仕切りを設けず、広い空間の確保を意識しています。窓の大きさと相まって、圧迫感のない、十分な空間を確保できました。
リビングの一角には和室が設けられています。商事扉は、ガラスと違う趣と落ち着きを与えてくれます。
ちょっとしたリラックスゾーンの畳は、ごろ寝タイムに重宝しそうです。
埼玉県で建てるおしゃれな注文住宅のまとめ
今回の記事では、注文住宅を建てるメリットや、建てる時に注意したいポイント、土地の費用相場などをご案内しました。
埼玉県内の施工事例も多く掲載していますので、これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてください。
また、家づくりのご相談がある場合は、お気軽にこちらからご相談ください。
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