家づくりの際に、ぜひ一緒に考えて頂きたいのが庭づくりのこと。家と外構をあわせて計画することで、目で見て楽しむ庭になることはもちろん夏は日差しを遮ったり、涼しい風を取り込むことができます。みなさんに永く快適に住み続けていただけるように、私たちは家と庭をセットでご提案しています。
春の新緑や秋の紅葉など、庭に植栽があるだけで家にいながら季節の移り変わりを身近に感じることができます。また、外からの視線をほどよく遮りつつご近所さんとの会話も生まれる……庭は家と外をつなぐ大事な存在です。
ときには庭の植物や生き物を観察したりさわってみたり。自然が身近にあることで大人も子どももいろいろな学びを得ることができます。
植栽はもちろんデッキや土間スペースなど、ウチとソトの境界線があいまいな場所をつくることでより自然を間近で感じることができます。太陽の光・風の流れなど外からやってくる豊かさを上手に取り入れることも家づくりのポイントです。
だんだんと葉の色が変わったり、きれいな花が咲いたり……。庭の醍醐味のひとつは目の前で四季の変化を感じられること。家にいる時にふと外の景色を眺めたり、外から帰って来た時にいつでも迎えてくれる植栽たちを見ると、自然と心が癒されます。
家族みんなが庭で育てた新鮮野菜が食卓に並ぶ。「これはぼくが育てたトマトだよ!」「わたしが切ったキュウリだよ!」そんな楽しげな会話が生まれたら素敵ですよね。自分たちが手をかけることで、育てることの大変さや食べ物のありがたみ、季節ごとの野菜の旬も知ることができ食育にもつながります。
たくさん採れた野菜は周りの人におすそわけ。そこからご近所さんとのコミュニケーションがはじまり、普段の暮らしがよりいっそう楽しいものになります。「食べる庭」からは美味しい野菜だけではなく、お互いを思いやる心も育まれます。
誰でも気軽にはじめられる緑のカーテンは、夏の暑さを和らげる工夫のひとつ。苗にゴーヤやブドウを選べば涼しく美味しく夏を過ごせます。エアコンに頼りすぎない、身体にやさしい健康的な生活を目指してみませんか?
夏の暑い時期、木陰に入ったらとても涼しく感じたという経験がある方は多いのではないでしょうか? そんな自然の力を利用しながら住まいの植栽を計画することで、一年を通して快適に過ごせるようになります。周りに植えた木は、夏は木陰をつくり涼しい風を室内に送り、冬は葉を落としてあたたかい太陽の光が家の中にひろがります。
庭はわたしたちの暮らしに豊かな可能性をもたらしてくれる、大切な住まいの一部です。家から庭、庭から外へのつながりを実際に体感していただき、みなさんの家づくりをより良いかたちにしていきます。ギャラリーhinosumikaにてお待ちしております。