ZEH(ゼッチ)とは、Zero Energy House(ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、エネルギー消費量がプラスマイナスゼロの住宅のことをいいます。これまでの省エネに加え、太陽の光や熱などによって創るエネルギーを増やし、消費するエネルギー量を減らし正味ゼロにするZEHの暮らしに注目が集まっています。小林建設では、太陽エネルギーを利用したOMクワトロソーラーを搭載することでZEH住宅を実現。さらに住まいの4つの評価要素である、効率性・安全衛生・利便性・快適性(住み心地)を満たしたパッシブデザイン住宅との組み合わせによる、小林建設らしい「パッシブZEH」の家づくりをご提案しています。
太陽熱 + 太陽光の ハイブリッドソーラー
太陽光発電では、太陽電池パネルの温度が上昇すると発電効率が落ちることから、風通しをよくするために放熱しています。普通は捨てられたままのこの熱もOMソーラーの集熱パネルで取り込み、暖房に活かします。
太陽をフル活用
OMクワトロソーラーを利用年間日照時間の多い埼玉・群馬で、太陽の熱と光を使わないのはもったいない。私たちの提案するクワトロソーラーは、OMのコンセプトである「おもしろい・もったいない」の発想から生まれ、床暖房、お湯採り、換気、発電の4つの機能を備えたシステムです。太陽をフル活用したOMクワトロソーラーの家は、エコロジカルな暮らしを実現させる最適な「エコハウス」です。
→OMソーラーについて詳しくはこちら
見えない熱と空気をデザインする理由
基本的にあたたかい空気は軽くなって上昇し、冷たい空気は重く下に降りてきます。こうした温度差による空気の動きを住まいの設計に活かすことで、ひとつ上の快適を実現することが出来ます。小林建設では、住まい全体を利用して太陽エネルギーを取り込み、床暖房や換気などに利用するOMソーラーシステムをはじめ、「熱」と「空気」をデザインすることにより、理想的な温熱環境を実現しています。
光を上手に取り込む
単に太陽の光から明るさをもらうのではなく、隣家の視線や夏の西日を上手に遮り、冬は光を積極的に招き入れ、部屋の奥まで導いていく。それが小林建設の採光です。敷地の形状などから日射の向きを一日単位で考えながら、窓の配置や間仕切り、建具等の配置や種類を決めていきます。明るいリビングのために開口部を大きく設けたり、洗面室に天窓から朝の光を入れたり、和室でのひとときには障子で光を調節したり。暮しのシーンに合わせた光の採り方をご提案します。
パッシブデザインと意匠設計を
高いレベルで融合させる
太陽電池をたくさん屋根に載せ、省エネ効果のみを競う「メカメカZEH」は、決して住み心地や外観が良いとは思えません。軒や庇で日射熱を調整したり、ウィンドキャッチャーを利用して自然風を上手く取り入れたり、パッシブデザインにおける設計手法と建築デザインとの融合が、快適で居心地の良い空間と街並みや風景に溶け込む景観デザインにつながります。
気象を読み
地域に根差したパッシブZEH
日本全国で同じデザイン、同じ仕様でたくさんつくるZEHの家づくりが正しいとは限りません。地域に住み、地域の気候風土を知り、地域に根差したZEHこそ、四季を感じながら厳しい冬や夏を上手にすごせるのではないでしょうか。地元の木をつかい、自然素材で五感にやさしいパッシブZEHこそ、今後、日本で必要とされる家づくりとなるでしょう。